“しおさい”の漢字の書き方と例文
語句割合
潮騒100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、その雲脚くもあしの如き勢も、城の間近まで来たかと思うと、ぴたと止って、ただ遠く潮騒しおさいに似た喊声かんせいが聞えて来るのみだった。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
五、潮騒しおさいはサラサラ発動機船はポンポン。かもめは雑巾のような漁舟の帆にまつわり、塩虫は岩壁のひだで背中を温める、——いとも長閑のどかなる朝景色。
お庭をわたる松風のと、江戸の町々のどよめきとが、潮騒しおさいのように遠くかすかに聞こえてくる、ここは、お城の表と大奥との境目——お錠口じょうぐち
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)