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雲脚
ふりがな文庫
“雲脚”の読み方と例文
読み方
割合
くもあし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くもあし
(逆引き)
山
(
やま
)
の
上
(
うえ
)
へとつづいている
道
(
みち
)
は、かすかにくさむらの
中
(
なか
)
に
消
(
き
)
えていました。そして、
山
(
やま
)
の
頂
(
いただき
)
は
灰色
(
はいいろ
)
に
曇
(
くも
)
って、
雲脚
(
くもあし
)
が、
速
(
はや
)
かったのです。
谷にうたう女
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そのうえには、どんよりした鉛筆でぼかしたような曇った日ざしが、
晩
(
おそ
)
い秋頃らしく、重く、低い
雲脚
(
くもあし
)
を
垂
(
た
)
れていたのです。
寂しき魚
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
が、その
雲脚
(
くもあし
)
の如き勢も、城の間近まで来たかと思うと、ぴたと止って、ただ遠く
潮騒
(
しおさい
)
に似た
喊声
(
かんせい
)
が聞えて来るのみだった。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
雲脚(くもあし)の例文をもっと
(12作品)
見る
雲
常用漢字
小2
部首:⾬
12画
脚
常用漢字
中学
部首:⾁
11画
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