“雲間”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くもま93.3%
あいだ3.3%
うんかん3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
旅人なら、夕陽(ゆうひ)の光がまだ、雲間(くもま)にあるいまのうちに早くどこか、人里(ひとざと)までたどり着(つ)いておしまいなさい——と願わずにいられない。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
白刃(しらは)を植(う)えたような稲妻(いなづま)が断間(たえま)なく雲間(あいだ)に閃(ひらめ)き、それにつれてどっと降(ふ)りしきる大粒(おおつぶ)の雨(あめ)は、さながら礫(つぶて)のように人々(ひとびと)の面(おもて)を打(う)ちました。
先刻まで一日丸潰れと覚悟を定(き)めていた僕達も、雲間(うんかん)二三尺の青空(せいくう)に恐ろしく慾の皮が突っ張って来た。
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)