垢離ごり)” の例文
いまでも正月の「水垢離ごり」と、長男が十五歳になったときの「みちあけの式」というのが残っていて、家中かちゅうでは筋目の家といわれている。
屏風はたたまれた (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
「山に籠って、水垢離ごりをしている男だろう」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)