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垢擦
ふりがな文庫
“垢擦”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あかす
50.0%
あかすり
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あかす
(逆引き)
風邪
(
かぜ
)
を引いたと見えて、このあついのにちゃんちゃんを着て、
小判形
(
こばんなり
)
の
桶
(
おけ
)
からざあと旦那の肩へ湯をあびせる。右の足を見ると親指の股に
呉絽
(
ごろ
)
の
垢擦
(
あかす
)
りを
挟
(
はさ
)
んでいる。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「婆やさんの長湯にも
呆
(
あき
)
れるなあ、やあ
垢擦
(
あかす
)
りだ、やあ
糠
(
ぬか
)
だのって」
かやの生立
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
垢擦(あかす)の例文をもっと
(2作品)
見る
あかすり
(逆引き)
敬太郎
(
けいたろう
)
が
留桶
(
とめおけ
)
の前へ腰をおろして、
三助
(
さんすけ
)
に
垢擦
(
あかすり
)
を掛けさせている時分になって、森本はやっと
煙
(
けむ
)
の出るような赤い
身体
(
からだ
)
を全く湯の中から露出した。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
手拭、
垢擦
(
あかすり
)
、炭(ほうの木)、軽石、糠、
石鹸
(
シヤボン
)
、
糸瓜
(
へちま
)
。
当世女装一斑
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
垢擦(あかすり)の例文をもっと
(2作品)
見る
垢
漢検準1級
部首:⼟
9画
擦
常用漢字
中学
部首:⼿
17画
“垢”で始まる語句
垢
垢抜
垢染
垢離
垢離場
垢拔
垢脱
垢光
垢穢
垢膩
“垢擦”のふりがなが多い著者
夏目漱石
岡本かの子
泉鏡花