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矮
ふりがな文庫
“矮”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひく
75.9%
ちいさ
10.3%
たけひく
3.4%
ち
3.4%
みじか
3.4%
わい
3.4%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひく
(逆引き)
お宅は
下根岸
(
しもねぎし
)
もズッと末の方で
極
(
ご
)
く閑静な処、屋敷の
周囲
(
まわり
)
は
矮
(
ひく
)
い生垣になって居まして、其の外は
田甫
(
たんぼ
)
、其の
向
(
むこう
)
に
道灌山
(
どうかんやま
)
が見える。
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
矮(ひく)の例文をもっと
(22作品)
見る
ちいさ
(逆引き)
私共が粕谷へ引越しの前日、東京からバケツと
草箒
(
くさぼうき
)
持参で掃除に来た時、村の
四辻
(
よつつじ
)
で女の子を
負
(
おぶ
)
った色の黒い
矮
(
ちいさ
)
い六十爺さんに道を教えてもらいました。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
矮(ちいさ)の例文をもっと
(3作品)
見る
たけひく
(逆引き)
ドシドシと縁に
重
(
おも
)
やかなる足音して、
矮
(
たけひく
)
き
仁王
(
におう
)
の影障子を伝い来つ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
矮(たけひく)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
ち
(逆引き)
段々走つて白岩あたりに行くと、岸のさま湖のさまも物さびて、巨巖危ふく水に臨み、老樹
矮
(
ち
)
びて巖に
倚
(
よ
)
るさまなど、世ばなれてうれしい。
華厳滝
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
矮(ち)の例文をもっと
(1作品)
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みじか
(逆引き)
「山本勘助どのは左めっかち、右びっこ、身の丈
矮
(
みじか
)
く色黒く、信玄どのも驚かれたという男振りでござったが、知慧にかけては天下第一の器量人でござったな」
猿飛佐助
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
矮(みじか)の例文をもっと
(1作品)
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わい
(逆引き)
寂漠たる
苔原
(
ツンドラ
)
地帯。せいぜい一尺ぐらい、それより育たない
矮
(
わい
)
小な白樺と松。
湿風
(
モリヤンカ
)
が吹いて通る。
琥珀
(
こはく
)
色の太陽。雁の声。空寂。
地底獣国
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
矮(わい)の例文をもっと
(1作品)
見る
矮
漢検1級
部首:⽮
13画
“矮”を含む語句
矮小
矮人
矮鶏
矮樹
矮叢
矮躯
矮屋
矮小黒人種
矮林
矮短
矮樹林
矮檜
矮少
矮雞
矮草
短矮
矮陋
矮草帯
醜矮
矮虎
...
“矮”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
吉江喬松
木暮理太郎
与謝野寛
幸田露伴
室生犀星
三遊亭円朝
樋口一葉
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
与謝野晶子