“道灌山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どうかんやま90.0%
だうくわんやま10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あ、ちょっと待った八。それからもう一つ、あの日道灌山どうかんやまへ、大徳屋徳兵衛は夏羽織なつばおりを着て来なかったか、それを訊いて来てくれ」
お宅は下根岸しもねぎしもズッと末の方でく閑静な処、屋敷の周囲まわりひくい生垣になって居まして、其の外は田甫たんぼ、其のむこう道灌山どうかんやまが見える。
「あ、一寸待つた八。それからもう一つ、あの日道灌山だうくわんやまへ、大徳屋徳兵衞は夏羽織なつばおりを着て來なかつたか、それを訊いて來てくれ」
「不動樣で思ひ出したが、今日は道灌山だうくわんやまに東海坊が火伏せのぎやうをする日ですよ。大變な評判だ、行つて見ませんか」