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矮小
ふりがな文庫
“矮小”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
わいしょう
75.6%
わいせう
7.3%
けち
4.9%
ちび
2.4%
こつぶ
2.4%
こびと
2.4%
ずんぐり
2.4%
ちいさ
2.4%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わいしょう
(逆引き)
此
(
こ
)
の
卑
(
いや
)
しい汚い
矮小
(
わいしょう
)
な人種が、己の同胞であるかと思うと、そうして自分もあんな姿をして居るのかと考えると、己は全く
情
(
なさけ
)
なくなる。
小僧の夢
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
矮小(わいしょう)の例文をもっと
(31作品)
見る
わいせう
(逆引き)
此
(
この
)
矮小
(
わいせう
)
な
若僧
(
じやくそう
)
は、まだ
出家
(
しゆつけ
)
をしない
前
(
まへ
)
、たゞの
俗人
(
ぞくじん
)
として
此所
(
こゝ
)
へ
修業
(
しゆげふ
)
に
來
(
き
)
た
時
(
とき
)
、
七日
(
なのか
)
の
間
(
あひだ
)
結跏
(
けつか
)
したぎり
少
(
すこ
)
しも
動
(
うご
)
かなかつたのである。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
矮小(わいせう)の例文をもっと
(3作品)
見る
けち
(逆引き)
寄生木になつて栄えるは
嫌
(
きらひ
)
ぢや、
矮小
(
けち
)
な
下草
(
したぐさ
)
になつて枯れもせう
大樹
(
おほき
)
を頼まば
肥料
(
こやし
)
にもならうが、たゞ寄生木になつて高く止まる奴等を日頃いくらも見ては卑い奴めと心中で
蔑視
(
みさ
)
げて居たに
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
矮小(けち)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ちび
(逆引き)
と、
老成
(
ませ
)
た事を云って、中でも
矮小
(
ちび
)
が、鼻まで届きそうな舌を
上舐
(
うわなめ
)
にべろんと
行
(
や
)
る、こいつが一芸。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
矮小(ちび)の例文をもっと
(1作品)
見る
こつぶ
(逆引き)
勘次
(
かんじ
)
には
主人
(
しゆじん
)
の
家
(
うち
)
が
愉快
(
ゆくわい
)
に
能
(
よ
)
く
働
(
はたら
)
くことが
出來
(
でき
)
た。
彼
(
かれ
)
の
體躯
(
からだ
)
は
寧
(
むし
)
ろ
矮小
(
こつぶ
)
であるが、
其
(
その
)
きりつと
緊
(
しま
)
つた
筋肉
(
きんにく
)
が
段々
(
だん/″\
)
仕事
(
しごと
)
を
上手
(
じやうず
)
にした。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
矮小(こつぶ)の例文をもっと
(1作品)
見る
こびと
(逆引き)
見るもいぶせき掘立小舎から弓矢を携えて出入りする、
裘
(
かわごろも
)
を着けた極南の
矮小
(
こびと
)
民族か、物凄い
黥
(
いれずみ
)
をした南海の
獰猛
(
どうもう
)
な土人の姿でも御想像なさるかも知れません。
ウニデス潮流の彼方
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
矮小(こびと)の例文をもっと
(1作品)
見る
ずんぐり
(逆引き)
お花さんは日記帳を取返そうとして
頻
(
しき
)
りに
焦燥
(
あせ
)
ったが、富田さんは
矮小
(
ずんぐり
)
だけれどお花さんよりは
丈
(
せい
)
が高い。それに其度に渡すまいと丈伸をして手を高く揚げるから仕方がない。トウトウ読んで了った。
いたずら小僧日記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
矮小(ずんぐり)の例文をもっと
(1作品)
見る
ちいさ
(逆引き)
狆
(
ちん
)
というやつで、
体躯
(
からだ
)
つきの
矮小
(
ちいさ
)
な割に耳の辺から
冠
(
かぶ
)
さったような長い房々とした毛が薄暗い廊下では際立って白く見えた。
ある女の生涯
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
矮小(ちいさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
矮
漢検1級
部首:⽮
13画
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
“矮小”で始まる語句
矮小黒人種
矮小僧
矮小化
検索の候補
矮小僧
矮小化
短躯矮小
矮小黒人種
小矮鶏
“矮小”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
伊東忠太
伊波普猷
吉行エイスケ
橘外男
梅崎春生
谷崎潤一郎
ロマン・ロラン
小栗虫太郎
梶井基次郎