“ちいさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
49.5%
幼少13.1%
13.1%
8.1%
6.1%
幼稚4.0%
2.0%
小型1.0%
小女1.0%
微々1.0%
矮小1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
を限る書割には大名屋敷練塀き、その上の空一面をば無理にも夜だと思わせるように隙間もなく真黒に塗りたててある。
すみだ川 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
また頼三樹さんや池内大角(吉田松陰らと倶に斬らる)などゝも親密で私が幼少い時分には能う往来きして居ました。
千里駒後日譚 (新字旧仮名) / 川田瑞穂楢崎竜川田雪山(著)
家を出て円タクを呼留めて、車中の人になると、野村の頭には、之という理由もなく、い時の事が思い浮んで来た。
黄鳥の嘆き (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)
いじぶんの冬の晩、どこのかへりだらう大叔母に手をひかれてもう半分ほど大戸を下ろしてしまつた、だか山本だかで買物をすまし、おもてへでると
寄席風流 (新字旧仮名) / 正岡容(著)
鏡子は白い胸をけた。六年程子の口の触れないは処女ののやうにく盛り上つたに過ぎないのである。
帰つてから (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
……年紀は、そうさね、七歳六歳ぐらいな、色の白い上品な、……男の児にしてはちと綺麗過ぎるから女の児——だとリボンだね。——青いリボン。……幼稚くたってと限りもしないわね。
伯爵の釵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
なりのい、骨格の秀でた、どこか陰気な煤皺の寄ったような顔をしていた。
天狗 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
……ウチのさんは、平生から小型な、鱶捕りの短導火線弾を四ツ五ツと、舶来の器械燐寸準備していた。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「ええ、小女い方よ、お爺さん、こんなになって……お可懐いのね。」
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
微々な小諸の銀行を信州一と言われる位に盛大くなすった程の御腕前は有ながら、奥様の為には一生の光栄塵埃同様に捨てて御了いなすって
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
というやつで、体躯つきの矮小な割に耳の辺からさったような長い房々とした毛が薄暗い廊下では際立って白く見えた。
ある女の生涯 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)