“をさな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
38.8%
34.3%
19.4%
幼稚3.0%
幼少1.5%
1.5%
1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あの『をさなきものに』とおなじやうに、今度こんどほん太郎たらう次郎じらうなどにはなかせるつもりできました。それがこの『ふるさと』です。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
大久保の子供達は皆をさない。それがすつかり大人になるまで婆さんは生き伸びる積りでゐるらしい。大変な事を約束したものだ。
疲れたやうな、をさない顔の悲しげな目に喜を湛へてゐる。突然昔の気軽に帰つた主人に、暫くも目を放さぬやうにして、黙つて静に附いて行くのである。
わが幼稚をさなさひたはづかしし立ちまさり咲きそろひたる春花はるはななれや
(新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
お牧、お霜婆、斯の手紙には私は主に少年の眼に映じた婦人のことを貴女に書く積りですから、その順序として幼少をさない隣の家の娘のことを御話するのです。
彼等幼少をさないものを眼前めのまへに見る度に、自分等の少年の時と同じやうなことが矢張この子供等にも起りつゝあるだらうか。丁度自分等も斯樣な風であつたらうか。
君もし血気の壮士なりとせんか、まさ匕首あひくちを懐にして、先生を刺さんと誓ひしなるべし。その文を猥談と称するもの明朝に枝山しざん祝允明しゆくいんめいあり。允明、字は希哲きてつをさなきより文辞を攻め、奇気はなはだ縦横なり。
八宝飯 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
腰まきを腰に巻きつつとほるもの男女をとこをみなとまだをさなきと
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)