“祝允明”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅくいんめい50.0%
しゆくいんめい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
例えば、顔魯公（がんろこう）の楷書のようなものも、一見ぎこちないようでありますが、非常に自由な書き方で、かえって明代あたりの祝允明（しゅくいんめい）の草書などよりも自由に楽に書いてある。
習書要訣：――美の認識について―― (新字新仮名) ／ 北大路魯山人(著)
君もし血気の壮士なりとせんか、当（まさ）に匕首（あひくち）を懐にして、先生を刺さんと誓ひしなるべし。その文を猥談と称するもの明朝に枝山（しざん）祝允明（しゆくいんめい）あり。允明、字は希哲（きてつ）、少（をさな）きより文辞を攻め、奇気甚（はなはだ）縦横なり。
八宝飯 (新字旧仮名) ／ 芥川竜之介(著)