“祝言”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しゅうげん53.7%
しうげん26.8%
いわいごと2.4%
おめでた2.4%
さかずき2.4%
しふげん2.4%
ほかい2.4%
ほかいごと2.4%
ほぎごと2.4%
シウゲン2.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“祝言”を含む作品のジャンル比率
文学 > 英米文学 > 戯曲50.0%
社会科学 > 社会 > 社会学18.2%
文学 > 日本文学 > 戯曲1.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
広々とした座敷を指して、「葛城さんが帰って来たら、此処ここ祝言しゅうげんさせようと思って居ました」と主翁がまた云う。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
「平太郎といえば、死んだお由利さんと、祝言しゅうげんするはずだった男だが。……それじゃ男の方でも、お春を想っているのか」
今日けふ立歸たちかへって、うれしさうにもてなし、パリスどのとの祝言しうげん承諾しょうだくしやれ。
其時そのときひめ庵室いほりへわせられ、この祝言しうげんのがるゝ手段すべをしへてくれい
祝言いわいごとのことをば昔は「ほぎごと」といいました。
しからばこの浮かれ人は普通どういうことをやっていたかというと、女子ならば遊女にもなりましょうが、男子では狩や漁もしましょうし、簡単な工業もやったでありましょうが、また人の軒に立って、祝言いわいごとを述べて人から食物を貰って行くというのがすこぶる多い。
そのうちに、今年の春になりましてからは又、若旦那様が福岡の高等学校を一番の成績で卒業して、福岡の大学に又やはり一番で這入らっしゃると、そのお祝を兼ねて、若旦那とオモヨさんの祝言おめでたがあるというような事で、呉さんのお家はもう、何とのう浮き上るようなあんばいで……ヘイ……。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
それは知ってるよ、知ってゝ云うんだから、兄さんが重々無理だが、能く考えて御覧、お前が此家こゝに居ると伊之さんの病気が癒らないから、お前を出しちまって、死んだ花魁の位牌と祝言さかずきの真似事するとか、婚礼の真似事をすれば癒ると云う事なのだよ、けれどもお父さまは義理が堅いから
……むすめに、木曜日もくえうびにはこの殿との祝言しふげんさすると被言おしゃれ。
穢物えもつを扱うものを穢人えびととは、お蔵を預るものを蔵人くらびと祝言ほかいをする人を乞索児ほかいびとという類で説明される。
「エタ」名義考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
彼らは人の喜びそうな祝言ほかいごとを述べて、食を乞うて生きて行く。
賤民概説 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
立派に祝言ほぎごとの報酬として食を乞うものを、「ほかいびと」すなわち乞食と云いました。
そこで祝言ほぎごとのことをば「寿詞じゅし」とも書いてあります。
万葉巻十六の「乞食者詠ホカヒビトノウタ」とある二首の長歌は、ほかひゞとの祝言シウゲンが、早く演劇化した証拠の、貴重な例と見られる。