“言祝”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ことほ75.0%
ことほぎ12.5%
コトホ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
情熱的の挨拶が双方の間に取り交わされ不思議の奇遇が言祝ことほがれた。それから双方争うようにして今日までの経験を物語った。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
これは「ことほぎ」(言祝ことほぎ)で、言葉で以てぐの意であります。そこで祝言ほぎごとのことをば「寿詞じゅし」とも書いてあります。その言祝ことほぎをなす人を「ほかいびと」と云います。
「たう/\たらり」長々しいことを何より先にする言祝コトホぎの言ひ癖が出たと思うて、読者に於ても、初笑ひを催して頂きませう。
山のことぶれ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)