“御祝言”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごしうげん50.0%
ごしゅうげん33.3%
ごしふげん16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もともと利発の貴君様にその気づかひはあるまじきなれど、放蕩ほうたうものにでもお成りなされては取返しがつき申さず、今の分にて嬢さまと御祝言ごしうげん
ゆく雲 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「お民さん、まだお粂の御祝言ごしゅうげんまでには間もあることですから、気に入った着物でも造ってくれて、様子をごらんなさるさ。」
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
なしつて、なか/\べてもいゝとはひませんでした。そして、そのなしおほきくなつて、いろのつく時分じぶんには、丁度ちやうど御祝言ごしふげんばん花嫁はなよめさんのやうに、しろ紙袋かみぶくろをかぶつてしまひました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)