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言下
ふりがな文庫
“言下”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ごんか
54.5%
げんか
45.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ごんか
(逆引き)
言下
(
ごんか
)
に
勿焉
(
こつえん
)
と消えし
刃
(
やいば
)
の光は、早くも宮が
乱鬢
(
らんびん
)
を
掠
(
かす
)
めて
顕
(
あらは
)
れぬ。
啊呀
(
あなや
)
と貫一の
号
(
さけ
)
ぶ時、
妙
(
いし
)
くも彼は
跂起
(
はねお
)
きざまに突来る
鋩
(
きつさき
)
を
危
(
あやふ
)
く
外
(
はづ
)
して
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
素戔嗚は
言下
(
ごんか
)
に意を決すると、いきなり相手を引っ立てながら、あの牛飼いの若者がたった一人住んでいる、そこを余り離れていない
小家
(
こいえ
)
の方へ歩き出した。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
言下(ごんか)の例文をもっと
(24作品)
見る
げんか
(逆引き)
ともかく前いったような「人」が前いったような態度で書いたところの詩でなければ、私は
言下
(
げんか
)
に「すくなくとも私には不必要だ」ということができる。
弓町より
(新字新仮名)
/
石川啄木
(著)
「もちろん事件だ」帆村は
言下
(
げんか
)
に答えた。「わるくすると、われわれの想像できないような大事件かも知れない」
西湖の屍人
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
言下(げんか)の例文をもっと
(20作品)
見る
“言下”の意味
《名詞》
(「言下に」の形で)言い終わるや否や。言い終わった直後。
(出典:Wiktionary)
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“言”で始まる語句
言
言葉
言伝
言語
言上
言草
言訳
言問
言出
言句
“言下”のふりがなが多い著者
押川春浪
徳冨蘆花
二葉亭四迷
泉鏡太郎
海野十三
樋口一葉
泉鏡花
正岡容
山川方夫
林不忘