“啊呀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あなや88.2%
あな5.9%
あわや5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ一呑ひとのみ屏風倒びょうぶだおしくずれんずるすさまじさに、剛気ごうき船子ふなこ啊呀あなやと驚き、かいなの力を失うひまに、へさきはくるりと波にひかれて、船はあやうかたぶきぬ。
取舵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
これにめくるめいたものであろう、啊呀あないまわし、よみじの(ことづけ)をめたる獅子を、と見る内に、幼児おさなごは見えなくなった。
春昼後刻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
啊呀あわやはたの者。
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)