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あなや
ふりがな文庫
“あなや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
啊呀
78.9%
咄嗟
5.3%
哬呀
5.3%
呀嗟
5.3%
呵呀
5.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
啊呀
(逆引き)
言下
(
ごんか
)
に
勿焉
(
こつえん
)
と消えし
刃
(
やいば
)
の光は、早くも宮が
乱鬢
(
らんびん
)
を
掠
(
かす
)
めて
顕
(
あらは
)
れぬ。
啊呀
(
あなや
)
と貫一の
号
(
さけ
)
ぶ時、
妙
(
いし
)
くも彼は
跂起
(
はねお
)
きざまに突来る
鋩
(
きつさき
)
を
危
(
あやふ
)
く
外
(
はづ
)
して
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
あなや(啊呀)の例文をもっと
(15作品)
見る
咄嗟
(逆引き)
唯
(
と
)
見る間に
出行
(
いでゆ
)
く貫一、
咄嗟
(
あなや
)
、
紙門
(
ふすま
)
は鉄壁よりも堅く
閉
(
た
)
てられたり。宮はその心に
張充
(
はりつ
)
めし望を失ひてはたと
領伏
(
ひれふ
)
しぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
遽
(
にはか
)
に千葉に行く事有りて、貫一は午後五時の
本所
(
ほんじよ
)
発を期して車を飛せしに、
咄嗟
(
あなや
)
、一歩の時を遅れて、二時間
後
(
のち
)
の次回を待つべき
倒懸
(
とうけん
)
の難に
遭
(
あ
)
へるなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
あなや(咄嗟)の例文をもっと
(1作品)
見る
哬呀
(逆引き)
南無三
(
なむさん
)
膝を
立直
(
たてなほ
)
し、立ちもやらず坐りも果てで、
魂
(
たましひ
)
宙に浮く
処
(
ところ
)
に、沈んで聞こゆる婦人の声、「
山田
(
やまだ
)
山田」と我が名を呼ぶ、
哬呀
(
あなや
)
と
頭
(
かうべ
)
を
掉傾
(
ふりかたむ
)
け
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
行
(
ゆ
)
くこと
未
(
いま
)
だ
幾干
(
いくばく
)
ならず、予に先むじて
駈込
(
かけこ
)
みたる犬は奥深く進みて見えずなりしが、
哬呀
(
あなや
)
何事
(
なにごと
)
の
起
(
おこ
)
りしぞ、
乳虎
(
にうこ
)
一声
(
いつせい
)
高く吠えて
藪中
(
さうちう
)
俄
(
にはか
)
に
物騒
(
ものさわ
)
がし
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
あなや(哬呀)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
呀嗟
(逆引き)
金眸は痛さに身を
悶
(
もが
)
きつつ、鷲郎が横腹を
引𤔩
(
ひきつか
)
めば、「
呀嗟
(
あなや
)
」と叫んで身を翻へし、少し
退
(
しさ
)
つて洞口の
方
(
かた
)
へ、行くを続いて
追
(
おっ
)
かくれば。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
あなや(呀嗟)の例文をもっと
(1作品)
見る
呵呀
(逆引き)
呵呀
(
あなや
)
、この髪が、と思うに堪えず、我知らず、ハッと起きた。
悪獣篇
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
あなや(呵呀)の例文をもっと
(1作品)
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検索の候補
あはや
さっそく
とっさ
とつさ
あな
あわや