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とっさ
ふりがな文庫
“とっさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
咄嗟
86.8%
突嗟
10.3%
咄嵯
1.3%
突瑳
0.9%
突差
0.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
咄嗟
(逆引き)
「やっつけたな!」
咄嗟
(
とっさ
)
に私は少年のままの君の面影を心いっぱいに描きながら下くちびるをかみしめた。そして思わずほほえんだ。
生まれいずる悩み
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
とっさ(咄嗟)の例文をもっと
(50作品+)
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突嗟
(逆引き)
林は確にエリスがやったのだと思った。
突嗟
(
とっさ
)
の場合にも、彼はどうかしてこの犯罪を隠蔽して、哀れなエリスを救わねばならぬと焦った。
P丘の殺人事件
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
とっさ(突嗟)の例文をもっと
(46作品)
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咄嵯
(逆引き)
伝吉は
後
(
うし
)
ろ手に障子をしめ、「
服部平四郎
(
はっとりへいしろう
)
」と声をかけた。坊主はそれでも驚きもせずに、
不審
(
ふしん
)
そうに客を振り返った。が、
白刃
(
しらは
)
の光りを見ると、
咄嵯
(
とっさ
)
に
法衣
(
ころも
)
の
膝
(
ひざ
)
を起した。
伝吉の敵打ち
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
とっさ(咄嵯)の例文をもっと
(6作品)
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▼ すべて表示
突瑳
(逆引き)
この
突瑳
(
とっさ
)
の瞬間に、彼はしばらく気抜けのやうな驚愕を味得して、呆然としたままその思惟を一時に中絶してしまつた。
黒谷村
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
とっさ(突瑳)の例文をもっと
(4作品)
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突差
(逆引き)
と、
突差
(
とっさ
)
に白い白い電灯の光がパッと眼に当った。私たちはくらくらした。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
とっさ(突差)の例文をもっと
(3作品)
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