“つッさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
突刺66.7%
突差33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まわればまわられるものを、恐しさに度を失って、刺々とげとげの枝の中へ片足踏込ふんごんあせって藻掻もがいているところを、ヤッと一撃ひとうちに銃を叩落して、やたらづきに銃劔をグサと突刺つッさすと
が、ものの三月とたぬうちにこのべらぼう、たった一人の女房の、寝顔の白い、緋手絡ひてがら円髷まるまげに、蝋燭を突刺つッさして、じりじりと燃して火傷やけどをさした、それから発狂した。
菎蒻本 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
はい、それに相違ございません、どうも眼ばかり出して、なげえ物を突差つッさしまして、あの檜木山の間から出て来た……、怪しい奴と思えやして見ているうち、犬を
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)