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突刺
ふりがな文庫
“突刺”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つきさ
36.4%
つきささ
18.2%
つッさ
18.2%
つっさ
9.1%
つっささ
9.1%
つッさゝ
9.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つきさ
(逆引き)
「
頸
(
くび
)
のところを
突刺
(
つきさ
)
されたんです。もう少し早く手当をすれば、
或
(
あるい
)
は助かったかも知れませんが、斯う出血がひどくては……」
天狗岩の殺人魔
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
突刺(つきさ)の例文をもっと
(4作品)
見る
つきささ
(逆引き)
妙子は寝台から
辷
(
すべ
)
り落ち、あけに染って倒れていた。右腕のつけ根に、グサリ
突刺
(
つきささ
)
って、まだブルブル震えている短刀。
魔術師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
突刺(つきささ)の例文をもっと
(2作品)
見る
つッさ
(逆引き)
匝
(
まわ
)
れば
匝
(
まわ
)
られるものを、恐しさに度を失って、
刺々
(
とげとげ
)
の枝の中へ片足
踏込
(
ふんごん
)
で
躁
(
あせ
)
って
藻掻
(
もが
)
いているところを、ヤッと
一撃
(
ひとうち
)
に銃を叩落して、やたら
突
(
づき
)
に銃劔をグサと
突刺
(
つッさ
)
すと
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
突刺(つッさ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
つっさ
(逆引き)
すると、此の乱心ものは、
慌
(
あわただ
)
しさうに、懐中を
開
(
あ
)
け、
袂
(
たもと
)
を探した。それでも
鞘
(
さや
)
へは納めないで、
大刀
(
だんびら
)
を、ズバツと
畳
(
たたみ
)
に
突刺
(
つっさ
)
したのである。
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
突刺(つっさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
つっささ
(逆引き)
お稲さんは黙って
俯向
(
うつむ
)
いていたんですって。左挿しに、毛筋を通して銀の
平打
(
ひらうち
)
を挿込んだ時、先が
突刺
(
つっささ
)
りやしないかと思った。はっと髪結さんが抜戻した
発奮
(
はずみ
)
で、飛石へカチリと落ちました。……
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
突刺(つっささ)の例文をもっと
(1作品)
見る
つッさゝ
(逆引き)
茅
(
かや
)
だの竹の
生
(
へ
)
えている中に孩児が火の付いたように啼いてるから、何うしたんかと抱上げて見ると、どうだんべい、可愛そうに竹の
切株
(
きッかぶ
)
が孩児の肩のところへ
突刺
(
つッさゝ
)
っていたんだ
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
突刺(つッさゝ)の例文をもっと
(1作品)
見る
突
常用漢字
中学
部首:⽳
8画
刺
常用漢字
中学
部首:⼑
8画
“突”で始まる語句
突
突然
突立
突込
突出
突飛
突如
突兀
突伏
突張
“突刺”のふりがなが多い著者
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
三遊亭円朝
泉鏡花
泉鏡太郎
柳田国男
江戸川乱歩
山本周五郎