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藻掻
ふりがな文庫
“藻掻”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
もが
98.1%
もがい
1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もが
(逆引き)
煩悶の内容こそ違え、二葉亭はあの文三と同じように疑いから疑いへ、
苦
(
くるし
)
みから苦みへ、悶えから悶えへと絶間なく
藻掻
(
もが
)
き通していた。
二葉亭追録
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
そして警句が出れば出る程、忘れる筈の一件が
矢鱈
(
やたら
)
無上
(
むしょう
)
に込み上げて、いくら振り落そうと
藻掻
(
もが
)
いても始末に悪い事になるのだ。
The Affair of Two Watches
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
藻掻(もが)の例文をもっと
(50作品+)
見る
もがい
(逆引き)
もう
斯
(
こ
)
うなると前途が見え透く。もう
如何様
(
どんな
)
に
藻掻
(
もがい
)
たとて駄目だと思う。残念と思わぬではないが、思ったとて仕方がない。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
一思
(
ひとおもい
)
に死だと思わせて置きたいな。そうでもない
偶然
(
ひょっと
)
おれが三日も四日も
藻掻
(
もがい
)
ていたと知れたら……
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
藻掻(もがい)の例文をもっと
(2作品)
見る
藻
常用漢字
中学
部首:⾋
19画
掻
漢検準1級
部首:⼿
11画
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藻
藻屑
藻草
藻抜
藻脱
藻塩草
藻蝦
藻魚
藻拔
藻絵
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