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藻屑
ふりがな文庫
“藻屑”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
もくず
85.4%
もくづ
14.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もくず
(逆引き)
そして、その同じ日、岩屋島の住民が二人、悪鬼の呪いにかかって、例の人食いの洞穴、魔の淵の
藻屑
(
もくず
)
と消える様な悲惨事さえ起った。
孤島の鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
すでに、海底の
藻屑
(
もくず
)
と消えたはずの父ステツレルの顔が、つぶれた左眼を暗くくぼませて、寒々とこちらを見返しているのだ。
紅毛傾城
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
藻屑(もくず)の例文をもっと
(35作品)
見る
もくづ
(逆引き)
其後
(
そのご
)
の
一週間
(
いつしゆうかん
)
も
空
(
むな
)
しく
※去
(
すぎさ
)
つたならば、
櫻木大佐
(
さくらぎたいさ
)
も
終
(
つひ
)
には
覺悟
(
かくご
)
を
定
(
さだ
)
めて、
稀世
(
きせい
)
の
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
と
共
(
とも
)
に、
海
(
うみ
)
の
藻屑
(
もくづ
)
と
消
(
き
)
えてしまう
事
(
こと
)
であらう。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
續
(
つゞ
)
いて
一人
(
ひとり
)
の
美少年
(
びせうねん
)
、
何處
(
いづこ
)
より
落
(
お
)
ちたりけん、
華嚴
(
けごん
)
の
瀧
(
たき
)
の
底
(
そこ
)
を
拔
(
ぬ
)
けて、
巖
(
いは
)
の
缺
(
かけら
)
と
藻屑
(
もくづ
)
とともに、
雲
(
くも
)
より
落
(
お
)
ちつと
覺
(
おぼ
)
しきが、
助
(
たす
)
けを
呼
(
よ
)
ぶか
諸手
(
もろて
)
を
上
(
あ
)
げて、
眞俯向
(
まうつむ
)
けに
流
(
なが
)
れ
來
(
き
)
しが、あはよく
巖
(
いは
)
に
住
(
とゞ
)
まりて
妙齢
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
藻屑(もくづ)の例文をもっと
(6作品)
見る
藻
常用漢字
中学
部首:⾋
19画
屑
漢検準1級
部首:⼫
10画
“藻”で始まる語句
藻掻
藻
藻草
藻抜
藻脱
藻塩草
藻蝦
藻魚
藻汐
藻拔
“藻屑”のふりがなが多い著者
押川春浪
金史良
作者不詳
小栗虫太郎
葉山嘉樹
江戸川乱歩
林不忘
吉川英治
有島武郎
佐々木味津三