“もくづ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
藻屑66.7%
木屑11.1%
海屑11.1%
海藻11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
續(つゞ)いて一人(ひとり)の美少年(びせうねん)、何處(いづこ)より落(お)ちたりけん、華嚴(けごん)の瀧(たき)の底(そこ)を拔(ぬ)けて、巖(いは)の缺(かけら)と藻屑(もくづ)とともに、雲(くも)より落(お)ちつと覺(おぼ)しきが、助(たす)けを呼(よ)ぶか諸手(もろて)を上(あ)げて、眞俯向(まうつむ)けに流(なが)れ來(き)しが、あはよく巖(いは)に住(とゞ)まりて
妙齢 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
手當(てあて)として江戸表へ名乘(なのり)出んとせし船中にて難風(なんぷう)に出合船頭(せんどう)も水主(かこ)も皆々(みな/\)海底(かいてい)の木屑(もくづ)となりしが果報(くわはう)めで度(たき)吉兵衞一人(ひとり)は辛(から)ふじて助(たす)かり藤が原なる拙者の隱(かく)れ家へ來り右の次第を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
海屑(もくづ)となさん勢(いきほひ)に。 進(すゝ)むや、英(エイ)、佛(フツ)、獨(ドク)、露(ロ)艦(かん)。
藁蘂(わらしべ)で結つた油氣のない髮は、半分白髮が交つて、多年日光の下で燒き上げた澁紙色の皮膚、遠州縞(じま)の單衣の尻を端折つて、淺葱色(あさぎいろ)の股引は海藻(もくづ)を綴(つゞ)つたやうに繼(つぎ)だらけです。