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缺
ふりがな文庫
“缺”のいろいろな読み方と例文
新字:
欠
読み方
割合
か
82.8%
かけ
5.2%
かゝ
3.4%
かけら
3.4%
かい
1.7%
かき
1.7%
け
1.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
か
(逆引き)
髯の跡青く、受け口にて、前齒二本
缺
(
か
)
け落ちたり。右
耳朶
(
みゝたぶ
)
に小豆粒ほどの黒子あり。言葉は中國
訛
(
なま
)
り。聲小にして、至つて穩かなり——
銭形平次捕物控:101 お秀の父
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
缺(か)の例文をもっと
(48作品)
見る
かけ
(逆引き)
東屋氏は一層乗気になってヨットの床を調べはじめたが、やがて今度は狭い
棧
(
さん
)
の間から、硝子瓶の
缺
(
かけ
)
らしいものを拾い上げて私に見せた。で私は
死の快走船
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
缺(かけ)の例文をもっと
(3作品)
見る
かゝ
(逆引き)
りたる事なれば其
入用
(
いりよう
)
にと
豫
(
かね
)
てより貯へ置たり金子ありて
貧苦
(
ひんく
)
の中にも失はざれば今度の支度に事
缺
(
かゝ
)
ず
此事
(
このこと
)
はしもお光はまだ知ねば共に是を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
缺(かゝ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
かけら
(逆引き)
昌黎
(
しやうれい
)
色
(
いろ
)
を
勵
(
はげ
)
まして
叱
(
しか
)
つて
曰
(
いは
)
く、
此
(
かく
)
の
如
(
ごと
)
きは、そも/\
如何
(
いか
)
なる
事
(
こと
)
ぞと、
奪
(
うば
)
つて
是
(
これ
)
を
見
(
み
)
れば、
其
(
そ
)
の
品
(
しな
)
有平糖
(
あるへいたう
)
の
缺
(
かけら
)
の
如
(
ごと
)
くにして、あらず、
美
(
うつく
)
しき
桃
(
もゝ
)
の
花片
(
はなびら
)
なり。
掌
(
たなそこ
)
を
落
(
おと
)
せば、ハラハラと
膝
(
ひざ
)
に
散
(
ち
)
る。
花間文字
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
缺(かけら)の例文をもっと
(2作品)
見る
かい
(逆引き)
けれども
僕
(
ぼく
)
の
故郷
(
くに
)
は
二萬石
(
にまんごく
)
の
大名
(
だいみやう
)
の
城下
(
じやうか
)
で、
縣下
(
けんか
)
では
殆
(
ほと
)
んど
言
(
い
)
ふに
足
(
た
)
らぬ
小
(
ちひさ
)
な
町
(
まち
)
、
殊
(
こと
)
に
海陸
(
かいりく
)
共
(
とも
)
に
交通
(
かうつう
)
の
便
(
べん
)
を
最
(
もつと
)
も
缺
(
かい
)
て
居
(
ゐ
)
ますから、
純然
(
じゆんぜん
)
たる
片田舍
(
かたゐなか
)
で
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
缺(かい)の例文をもっと
(1作品)
見る
かき
(逆引き)
缺
(
かき
)
甚
(
はなはだ
)
困
(
こま
)
り入が承まはれば其方に
召仕
(
めしつか
)
ふ吉之助とやらんは殊の外
發明者
(
はつめいもの
)
の由なり
拙者方
(
せつしやがた
)
へ
召使
(
めしつかひ
)
たしとの事なるが何共
迷惑
(
めいわく
)
に思ども主人の
頼
(
たのみ
)
なれば
否
(
いや
)
とも云れず
據
(
よんどころ
)
なく承知なし早々我家へ歸り
女房
(
にようばう
)
にも此事を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
缺(かき)の例文をもっと
(1作品)
見る
け
(逆引き)
「
※
(
ねえ
)
は
大
(
え
)
かくおつ
缺
(
け
)
えちや
厭
(
や
)
だぞう」
與吉
(
よきち
)
は
懸念
(
けねん
)
していふと
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
缺(け)の例文をもっと
(1作品)
見る
缺
部首:⽸
10画
“缺”を含む語句
缺乏
缺點
缺片
缺所
缺損
缺陷
缺擂鉢
黒缺
喰缺
缺陥
缺處
缺茶碗
缺石
缺火鉢
缺摺鉢
缺所藏
缺席屆
缺勤屆
残缺
打缺
“缺”のふりがなが多い著者
浜田青陵
徳永直
江見水蔭
泉鏡太郎
堺利彦
谷崎潤一郎
蒲原有明
大阪圭吉
作者不詳
南部修太郎