“據”のいろいろな読み方と例文
新字:
読み方割合
60.0%
よんどころ20.0%
よんどこ8.0%
よりどころ8.0%
よんど4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは一通の古びた手紙であつたが、それにると、自分より二歳の年長でしかない叔母の李子は、実は叔母でも何でもないのであつた。
垂水 (新字旧仮名) / 神西清(著)
左樣の人なるかそれがしも此度よんどころなき事にて九州へ下るなれ共此用向のすみ次第しだいに是非とも關東くわんとうへ下向の心得なれば其節そのせつは立寄申べしと契約けいやくし其場はわかれたりさて寶澤は九州
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
止められ劔道けんだう御指南ごしなん下され候樣にとしひて申けるゆゑ半四郎もよんどころなく然らば四十九日の立迄は滯留たいりうせんとて此所に止まり養父の門弟に稽古けいこ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
汝はわが師わがよりどころなり、われ美しき筆路を習ひ、譽をうるにいたれるもたゞ汝によりてのみ 八五—八七
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
呼込よびこんでは必らず騷動さうどうにならんと思ひ腹の立のをこらへ/\て久兵衞をなだめ離縁状を取んとすれ共彼勿々なか/\聞入きゝいれず猶々つのりて不法を云ゆゑよんどころなく後藤半四郎を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)