“據”のいろいろな読み方と例文
新字:
読み方(ふりがな)割合
63.6%
よんどころ18.2%
よりどころ9.1%
よんど4.5%
よんどこ4.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“據”を含む作品のジャンル比率
文学 > イタリア文学 > 詩14.3%
言語 > 日本語 > 音声 音韻 文字9.1%
文学 > 英米文学 > 小説 物語1.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
われかつてゴツトシヤルが詩學にり、理想實際の二派を分ちて、時の人の批評法を論ぜしことありしが、今はひと昔になりぬ。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
それは一通の古びた手紙であつたが、それにると、自分より二歳の年長でしかない叔母の李子は、実は叔母でも何でもないのであつた。
垂水 (新字旧仮名) / 神西清(著)
權三 まつたくよんどころない用がありまして……。
権三と助十 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
忠之はよんどころなく利章に出勤を命じた。
栗山大膳 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
汝はわが師わがよりどころなり、われ美しき筆路を習ひ、譽をうるにいたれるもたゞ汝によりてのみ 八五—八七
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
かんがへのよりどころは後に至つて明かならん。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
一橋本町一丁目家主八右衞門申上奉つり候さるふゆ御所刑おしおきに相成候彦兵衞せがれ彦三郎と申者父彦兵衞無罪むざいにして御所刑に相成候事私し申上方よろしからざる故也因ては父の敵に候へば討果うちはたし彦兵衞に手向たむけ度由申候に付公儀の御成敗ごせいばいは我々力に及ばずと申聞候へ共一かう得心とくしん仕つらず殊に若年と申大坂より一人罷下まかりくだり候儀亂心らんしんの樣に相見え旅宿承まはり候處必至ひつし覺悟かくごに御座候間宿も取申さず直樣すぐさま私し方へ參り候由にて惡口あくこう仕り候に付諸人異見を差加さしくはへ候へども物狂敷ものぐるはしきていにて引渡候處も之なく候間よんどころなく當人たうにん召連めしつれ御訴へ申上奉つり候何卒御慈悲を以て彦三郎へ御利解りかい仰聞おほせつけられ大坂表へ罷歸まかりかへり候樣御取計ひひとへに願ひ上奉つり候以上
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
以手紙てがみをもつて申上候貴兄きけい彌々いよ/\安全あんぜん醫業いげふ被成なされ目出度めでたくぞんじ奉つり候然れば此方このはう八年まへ近邊きんぺんよりの出火しゆつくわにて家財道具を燒失ひ其上旱損かんそん昨年は水難すゐなんにて段々だん/\年貢未進に相成候處當年は是非ぜひ皆納かいなふ致し候樣村役人衆より嚴敷きびしき沙汰さたに候得共種々しゆ/″\打續ての災難さいなんゆゑ當惑致し居候處娘文事孝心により身を賣其金子にて年貢ねんぐ不足ふそく皆納かいなふいたし候樣申呉候間甚はだ以て不便ふびんの至りには候へ共ほかに致し方も無之これなくよんどころなくふみうり申度存じ候之に依て近日召連めしつれ出府致し候間いづれへ成共御世話被下度せわくだされたく此段御相談さうだん申上奉つり候なほ委細ゐさい拜顏はいがん之上申上べく早々さう/\以上
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
今度のこともよんどころなく頼まれたのであるとしきりに訴えたが、彼女かれの涙は名奉行の心を動かすことはできなかった。
黄八丈の小袖 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)