“無證據”の読み方と例文
読み方割合
むしようこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
心掛らるゝことなれば久八があやまつて縊殺しめころせしと云ひ無證據むしようこのことなるを自訴じそせしにて赤心せきしんあらはれたれば如何にもして助け遣はし度と心を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ぞ掛たりけるやがて引立られし長庵が心の内には驚怖おどろけども奸惡かんあくたけ曲者くせものなれば何の調べか知ねども我がした惡事はみな無證據むしようこ何樣なにやうに吟味筋が有るにもせよ此長庵が舌頭ぜつとうにて左りをたゞせば右へぬけ右を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)