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舌頭
ふりがな文庫
“舌頭”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぜっとう
87.5%
ぜつとう
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぜっとう
(逆引き)
甲「控えろ、
仮令
(
たとい
)
三寸
不爛
(
ふらん
)
の
舌頭
(
ぜっとう
)
を以て陳じても最早逃れられぬぞ、是なるは番人喜助の女房梅で有る、見覚えが有るか
何
(
ど
)
うじゃ」
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
猫と生れた
因果
(
いんが
)
で寒月、迷亭、苦沙弥諸先生と三寸の
舌頭
(
ぜっとう
)
に相互の思想を交換する
技倆
(
ぎりょう
)
はないが、猫だけに忍びの術は諸先生より達者である。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
舌頭(ぜっとう)の例文をもっと
(7作品)
見る
ぜつとう
(逆引き)
ぞ掛たりける
頓
(
やが
)
て引立られし長庵が心の内には
驚怖
(
おどろけ
)
ども
奸惡
(
かんあく
)
長
(
たけ
)
し
曲者
(
くせもの
)
なれば何の調べか知ねども我がした惡事は
皆
(
みな
)
無證據
(
むしようこ
)
何樣
(
なにやう
)
に吟味筋が有るにもせよ此長庵が
舌頭
(
ぜつとう
)
にて左りを
糺
(
たゞ
)
せば右へ
拔
(
ぬけ
)
右を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
遁
(
のが
)
れんとする共
我
(
われ
)
何
(
なん
)
ぞ左樣の
舌頭
(
ぜつとう
)
に
欺
(
あざ
)
むかれんや併し夫には何か
證據
(
しようこ
)
でも有て左樣には申すか
若
(
もし
)
も
當座
(
たうざ
)
の出たらめなれば思ひ
知
(
しら
)
すと
睨付
(
ねめつけ
)
れば吉兵衞
莞爾
(
につこ
)
と打笑ひ其方共の
疑
(
うたが
)
ひも理なきにあらず先づ是を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
舌頭(ぜつとう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“舌頭”の意味
《名詞》
舌頭(ぜっとう)
したさき。舌尖。
ことば。口舌。
(出典:Wiktionary)
舌
常用漢字
小6
部首:⾆
6画
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
“舌”で始まる語句
舌
舌鼓
舌打
舌鋒
舌切雀
舌舐
舌端
舌皷
舌長
舌嘗
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