“舌嘗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
したな80.0%
したなめ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
非凡な素質に惠まれた、稀代の妖婦お妙をうしなつて、佐渡屋金兵衞は惜しさうに舌嘗したなめずりをするのです。
銭形平次捕物控:315 毒矢 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
この酒好きらしい用人は、一と月半前の盛宴を思ひ出して舌嘗したなめずりなどをするのです。
ガラッ八の八五郎は、長んがい顔を撫でて、舌嘗したなめずりしながら、銭形平次の後に追いすがるのでした。