トップ
>
舌鋒
ふりがな文庫
“舌鋒”の読み方と例文
読み方
割合
ぜっぽう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぜっぽう
(逆引き)
鏡花式の
舌鋒
(
ぜっぽう
)
が、ようやく鋭い回転をはじめる。強度の近眼鏡をかけた細面。きざんだような高い鼻に、眉は遠山の霞とでも言おうか。
胡堂百話
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
つまり、その官僚は、はじめから終りまで一言も何も言っていないのと同じであった。所謂民衆たちは、いよいよ怒り、
舌鋒
(
ぜっぽう
)
するどく、その役人に迫る。
家庭の幸福
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
こんどは次席の村井河内、益田孫右衛門、江田善兵衛などが、
舌鋒
(
ぜっぽう
)
をそろえて斬ってかかるように
唾
(
つば
)
をとばした。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
舌鋒(ぜっぽう)の例文をもっと
(13作品)
見る
“舌鋒”の意味
《名詞》
論法や弁舌が激しく鋭いこと。
(出典:Wiktionary)
舌
常用漢字
小6
部首:⾆
6画
鋒
漢検準1級
部首:⾦
15画
“舌”で始まる語句
舌
舌鼓
舌打
舌切雀
舌舐
舌頭
舌端
舌皷
舌長
舌嘗
“舌鋒”のふりがなが多い著者
三上於菟吉
山本周五郎
吉川英治
太宰治
岡本綺堂
野村胡堂