“據所”の読み方と例文
新字:拠所
読み方割合
よんどころ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父の性質としてかういふ煩(うるさ)い役務は好まなかつたのであるが、人物に乏しい僻村(へきそん)では他に適當な候補者が見つからないので、據所(よんどころ)なく選ばれ據所なく承諾したのらしかつた。
避病院 (旧字旧仮名) / 正宗白鳥(著)
致したり霞(かすみ)ヶ關(せき)の坂下にて惡(わる)い犬(いぬ)めが吼付(ほえつく)故(ゆゑ)據所(よんどころ)なく拔討(ぬきうち)に犬を斬しが其血が刎(はね)衣類(いるゐ)を如斯(こんな)に汚(よご)せしなりと云つゝ吐息(といき)を吐(つく)體(さま)が何(どう)も怪(あや)しく思はれたり夫のみならず第一に病家(びやうか)へ行に傘(かさ)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)