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僻村
ふりがな文庫
“僻村”の読み方と例文
読み方
割合
へきそん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へきそん
(逆引き)
かくて日本には今「遊民」という不思議な階級が
漸次
(
ぜんじ
)
その数を増しつつある。今やどんな
僻村
(
へきそん
)
へ行っても三人か五人の中学卒業者がいる。
時代閉塞の現状:(強権、純粋自然主義の最後および明日の考察)
(新字新仮名)
/
石川啄木
(著)
山陰道
(
さんいんどう
)
の山中で、冷酷な自然と、惨忍なる搾取との迫害から、その
僻村
(
へきそん
)
全体が寒さのために凍死し、飢餓のために餓死しなければならないのであった。
海に生くる人々
(新字新仮名)
/
葉山嘉樹
(著)
たたき、また、
僻村
(
へきそん
)
の友など訪ねて
琴棋
(
きんき
)
をもてあそび、詩画に興じ、まったく往来のはかり難い兄のことですから……今日も何処へ行きましたことやら?
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
僻村(へきそん)の例文をもっと
(17作品)
見る
僻
漢検準1級
部首:⼈
15画
村
常用漢字
小1
部首:⽊
7画
“僻”で始まる語句
僻
僻地
僻目
僻見
僻陬
僻耳
僻事
僻遠
僻論
僻在
“僻村”のふりがなが多い著者
里村欣三
北村四海
押川春浪
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柳田国男
正宗白鳥
三遊亭円朝
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泉鏡花