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僻耳
ふりがな文庫
“僻耳”の読み方と例文
読み方
割合
ひがみみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひがみみ
(逆引き)
凡
(
およ
)
そ失望は落胆を生み落胆は愚痴を生む。「叔母の
言艸
(
いいぐさ
)
を
愛想尽
(
あいそづ
)
かしと聞取ッたのは全く
此方
(
こちら
)
の
僻耳
(
ひがみみ
)
で、或は愚痴で有ッたかも知れん」
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
内には女中と……自分ばかり、(皆健康か。)は
尋常事
(
ただごと
)
でない。けれども、よもや、と思うから、その(皆)を
僻耳
(
ひがみみ
)
であろう、と自分でも疑って
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と言ったと思ったのは、中将の
僻耳
(
ひがみみ
)
であったかもしれぬが、それも気持ちの悪い会話だとその人は聞いたのであった。
源氏物語:28 野分
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
僻耳(ひがみみ)の例文をもっと
(14作品)
見る
僻
漢検準1級
部首:⼈
15画
耳
常用漢字
小1
部首:⽿
6画
“僻”で始まる語句
僻
僻地
僻目
僻見
僻陬
僻村
僻事
僻遠
僻論
僻在
“僻耳”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
中里介山
二葉亭四迷
紫式部
佐々木邦
泉鏡花