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僻遠
ふりがな文庫
“僻遠”の読み方と例文
読み方
割合
へきえん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へきえん
(逆引き)
殺された内地人の殆んど全部は
僻遠
(
へきえん
)
の山間に在って、
楽
(
たのし
)
み少く、僅かに運動会の開催に胸とどろかせていた気の毒な人たちである。
霧の蕃社
(新字新仮名)
/
中村地平
(著)
しかも地方
僻遠
(
へきえん
)
の地で「翁」ほどの秘曲を理解し、これを演出し得る程に真剣な囃子方、狂言方等は容易に得られない関係から、当地方の能楽界の技倆が
梅津只円翁伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
海嘯の起ったのは、陰暦の五月五日の
夜
(
よ
)
であった。まだ陰暦で年中行事をやっている
僻遠
(
へきえん
)
の土地では、その日は朝から仕事を休んで
端午
(
たんご
)
の
節句
(
せっく
)
をやっていた。
月光の下
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
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(10作品)
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“僻遠”の意味
《名詞》
政治や文化などの中心となる地から遠く離れていること。また、そのような様子や地域。
(出典:Wiktionary)
僻
漢検準1級
部首:⼈
15画
遠
常用漢字
小2
部首:⾡
13画
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