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僻目
ふりがな文庫
“僻目”の読み方と例文
読み方
割合
ひがめ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひがめ
(逆引き)
これを主客顛倒と見るのは始めから自然は客であるべきはずとの
僻目
(
ひがめ
)
から起るのである。——まあこういうのが非難の要点である。
コンラッドの描きたる自然について
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「たしかにこの目が……現在見たこの目が
僻目
(
ひがめ
)
であろうはずはござりませぬが、見届け得なんだこの目は、
浮目
(
うきめ
)
でござりましたか」
大菩薩峠:33 不破の関の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「ほんとさ。お前さん。」お豊は首を長く
延
(
のば
)
して、「私の
僻目
(
ひがめ
)
かも知れないが、実はどうも長吉の様子が心配でならないのさ。」
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
僻目(ひがめ)の例文をもっと
(22作品)
見る
僻
漢検準1級
部首:⼈
15画
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
“僻目”の関連語
眇
“僻”で始まる語句
僻
僻地
僻見
僻陬
僻村
僻耳
僻事
僻遠
僻論
僻在
“僻目”のふりがなが多い著者
三上義夫
中里介山
西田幾多郎
蒲原有明
中島敦
夏目漱石
永井荷風
有島武郎
佐々木味津三
森鴎外