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僻事
ふりがな文庫
“僻事”の読み方と例文
読み方
割合
ひがごと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひがごと
(逆引き)
余が
曩
(
さき
)
に愛山生の文章を評論したる事あるを以て、此題目に於て再び戦を挑まんの野心ありなど思はゞ、此上なき
僻事
(
ひがごと
)
なるべし。
明治文学管見:(日本文学史骨)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
世人
(
せじん
)
はタチバナの名に
憧
(
あこが
)
れて勝手にこれを歴史上のタチバナと結びつけ、
貴
(
とうと
)
んでいることがあれど、これはまことに
笑止千万
(
しょうしせんばん
)
な
僻事
(
ひがごと
)
である。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
謙信公のお人となりを見申すに十にして八つは大賢人、その二つは大悪人ならん。怒りに乗じて為したまうこと、多くは
僻事
(
ひがごと
)
なり。これその
悪
(
あ
)
しき所なり。
川中島合戦
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
僻事(ひがごと)の例文をもっと
(9作品)
見る
僻
漢検準1級
部首:⼈
15画
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
“僻”で始まる語句
僻
僻地
僻目
僻見
僻陬
僻村
僻耳
僻遠
僻論
僻在
“僻事”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
饗庭篁村
徳冨蘆花
牧野富太郎
中里介山
北村透谷
有島武郎
北原白秋
菊池寛
森鴎外