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憧
ふりがな文庫
“憧”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あこが
83.4%
あこ
8.6%
こが
3.3%
あくが
2.6%
あく
1.3%
トン
0.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あこが
(逆引き)
こんなに
美
(
うつく
)
しい
花
(
はな
)
が、この
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
にあるだろうかと、ちょうは
思
(
おも
)
いました。これこそ、
私
(
わたし
)
が
憧
(
あこが
)
れていた
花
(
はな
)
だと、ちょうは
思
(
おも
)
いました。
ちょうと怒濤
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
憧(あこが)の例文をもっと
(50作品+)
見る
あこ
(逆引き)
こういう女に多少の学問と独立出来る職業を与えたら、虚栄に
憧
(
あこ
)
がれる今の女学校出の奥さんよりは遥に
勝
(
まさ
)
った立派な女が出来る
二葉亭余談
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
憧(あこ)の例文をもっと
(13作品)
見る
こが
(逆引き)
そんな
賤
(
いや
)
しい素性の者なら、たとえ英吉がその為に、
憧
(
こが
)
れ
死
(
じに
)
をしようとも、己たち両親が承知をせん。家名に係わる、と云ったろう。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
憧(こが)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
あくが
(逆引き)
あのなかに、いかにも神秘な姿をして浮かび上がっている
葛城
(
かつらぎ
)
の
二上山
(
ふたがみやま
)
には、一種の
憧
(
あくが
)
れさえいだいて来たものだ。
大和路・信濃路
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
憧(あくが)の例文をもっと
(4作品)
見る
あく
(逆引き)
この友は木曾山中の
妻籠
(
つまご
)
驛に生れて、其のすぐれたる詩想とそのやさしく美しき胸とは、曾てわれをして更に木曾の山水に
憧
(
あく
)
がれしめたるもの、今しも共にその山水に對して、詩を談し
秋の岐蘇路
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
憧(あく)の例文をもっと
(2作品)
見る
トン
(逆引き)
自分の前に二重に積んだ牌を十七
憧
(
トン
)
列
(
なら
)
べるわけだが、その際、重要なる牌二個を手の中とか
袖
(
そで
)
の中とか、又は膝の下へ隠してしまって自分だけは一憧すくなく、つまり十六憧ならべる。
麻雀インチキ物語
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
憧(トン)の例文をもっと
(1作品)
見る
憧
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
“憧”を含む語句
憧憬
憧々
希求憧憬
待憧
憧憧往来
憧憬家
憧憬心
憧憬者
憧憬讃美
憧憶
“憧”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
水上滝太郎
徳田秋声
倉田百三
中里介山
新渡戸稲造
柳宗悦
ワシントン・アーヴィング
三木清
上田敏