『大和路・信濃路(やまとじ・しなのじ)』
その藁屋根の古い寺の、木ぶかい墓地へゆく小径のかたわらに、一体の小さな苔蒸した石仏が、笹むらのなかに何かしおらしい姿で、ちらちらと木洩れ日に光って見えている。いずれ観音像かなにかだろうし、しおらしいなどとはもってのほかだが、——いかにもお粗 …
作品に特徴的な語句
漸(よ) 欺(たばか) 赫(かが) 海(うん) 雑(くさぐさ) 石(いそ) 過(よ) 迷(まど) 生(お) 漸(や) 辺(べ) 憧(あくが) 文(ぶみ) 彫(ぼり) 人性(ユマニテ) 劃(くぎ) 外(そ) 葉(ば) 著(き) 花文(かもん) 徐(しず) 骸(がら) 香(こう) 使(つかひ) 山路(やまぢ) 被(おお) 雷(いかずち) 妹(いも) 赫(かがや) 水瓶(すいびょう) 籠(かご) 嘗(か) 挿(はさ) 曠野(あらの) 朱(あか) 幸先(さいさ) 柔(やわ) 岩根(いわね) 羽(は) 義疏(ぎそ) 緊(しま) 褪(さ) 詮(あきら) 軽(かる) 籠(こ) 法蓮(ほうれん) 簇(むら) 噛(かじ) 浅茅(あさぢ) 穴師(あなし) 古拙(アルカイック) 古(いにしえ) 滲(し) 磚(せん) 甘橿(あまがし) 剥(む) 異様(ことざま) 現身(うつそみ) 凭(よ) 佗(わ) 駄弁(だべ) 目(ま) 蓋(ふた) 築土(ついじ) 茫々(ぼうぼう) 茣蓙(ござ) 茂(しげ) 苦患(くげん) 甲斐(かい) 苔蒸(こけむ) 苔(こけ) 畝傍(うねび) 花薄(はなすすき) 艱苦(かんく) 自棄(やけ) 臥床(ふしど) 痕(あと) 痩(や) 白楊(はこやなぎ) 脆(もろ) 矢(や) 筬(おさ) 筍(たけのこ) 籠(こも) 秋山(あきやま) 粁(キロ) 粗壁(あらかべ) 石廓(せっかく) 知(し) 素樸(そぼく) 終焉(しゅうえん) 真弓(まゆみ) 聯想(れんそう) 耽(ふけ) 相槌(あいづち) 翔(か) 相輪(そうりん) 緋桃(ひもも) 綻(ほころ) 瞑想(めいそう)