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筬
ふりがな文庫
“筬”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おさ
60.6%
をさ
27.3%
ヲサ
9.1%
やな
3.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おさ
(逆引き)
仕事は
盛
(
さかん
)
で、島を
訪
(
おとの
)
うと
筬
(
おさ
)
の音をほとんど戸
毎
(
ごと
)
に聞くでありましょう。特色ある織物としてこの島にとっては大切な仕事であります。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
筬(おさ)の例文をもっと
(20作品)
見る
をさ
(逆引き)
父
(
とう
)
さんが
玄關
(
げんくわん
)
の
廣
(
ひろ
)
い
板
(
いた
)
の
間
(
ま
)
に
居
(
ゐ
)
て、その
筬
(
をさ
)
の
音
(
おと
)
を
聞
(
き
)
きながら
遊
(
あそ
)
んで
居
(
を
)
りますと、そこへもよくめづらしいもの
好
(
ず
)
きの
雀
(
すずめ
)
が
覗
(
のぞ
)
きに
來
(
き
)
ました。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
筬(をさ)の例文をもっと
(9作品)
見る
ヲサ
(逆引き)
筬
(
ヲサ
)
を流れるやうに、手もとにくり寄せられる糸が、動かなくなつた。引いても
扱
(
コ
)
いても通らぬ。筬の歯が幾枚も
毀
(
コボ
)
れて、糸筋の上にかゝつて居るのが見える。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
筬(ヲサ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
やな
(逆引き)
その概略は、川上川下に住む二人の爺が川に
筬
(
やな
)
を掛けると、上の爺の筬に小犬、下の爺のに魚多く入る。上の爺怒って小犬と魚を
掏
(
す
)
り替えて還った。
十二支考:09 犬に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
筬(やな)の例文をもっと
(1作品)
見る
筬
漢検1級
部首:⽵
12画
“筬”を含む語句
筬石
筬胼胝
長筬
“筬”のふりがなが多い著者
釈迢空
山東京山
島崎藤村
吉川英治
中里介山
南方熊楠
野口雨情
高浜虚子
北原白秋
柳宗悦