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筬
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ヲサ
ふりがな文庫
“
筬
(
ヲサ
)” の例文
筬
(
ヲサ
)
を流れるやうに、手もとにくり寄せられる糸が、動かなくなつた。引いても
扱
(
コ
)
いても通らぬ。筬の歯が幾枚も
毀
(
コボ
)
れて、糸筋の上にかゝつて居るのが見える。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
郎女が、奈良の御館からとり寄せた
高機
(
タカハタ
)
を、
設
(
タ
)
てたからである。機織りに長けた女も、一人や二人は、若人の中に居た。此女らの動かして見せる
筬
(
ヲサ
)
や
梭
(
ヒ
)
の扱ひ方を、姫はすぐに
會得
(
ヱトク
)
した。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
郎女が、奈良の御館からとり寄せた
高機
(
タカハタ
)
を、
設
(
タ
)
てたからである。機織りに長けた女も、一人や二人は、若人の中に居た。此女らの動かして見せる
筬
(
ヲサ
)
や
梭
(
ヒ
)
の扱ひ方を、姫はすぐに
會得
(
ヱトク
)
した。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
郎女が、奈良の御館からとり寄せた
高機
(
タカハタ
)
を、
設
(
タ
)
てたからである。機織りに長けた女も、一人や二人は、若人の中に居た。此女らの動かして見せる
筬
(
ヲサ
)
や
梭
(
ヒ
)
の扱ひ方を、姫はすぐに
会得
(
ヱトク
)
した。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
筬
漢検1級
部首:⽵
12画
“筬”を含む語句
筬石
筬胼胝
長筬