“白楊”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
はこやなぎ26.1%
はくよう17.4%
ポプラ17.4%
はくやう15.2%
ポプラア8.7%
やなぎ4.3%
ドロ4.3%
どろ2.2%
ぽぴゆら2.2%
やまならし2.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“白楊”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > プロヴァンス文学100.0%
文学 > 英米文学 > 詩57.1%
文学 > ドイツ文学 > 詩30.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そのあしがまの向うには、せいの高い白楊はこやなぎ並木なみきが、ひんよく風にそよいでゐる。
(新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
丁度ちやうどその時、白楊はこやなぎの根元に眠つてゐたへびは、このやかましいころろ、かららの声で眼をさました。
(新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
二階の窓からは、淡い火影がさして、白楊はくようの枝から枝にかけてあった洗たく物も、もうすっかり取りこまれていた。
水の三日 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
同時に、いろいろの鳥が一せいに鳴き出して、白楊はくようの林が急に寒くなった。
踊る地平線:10 長靴の春 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
塀などはなく、大抵は牧場にみらるるようなさくをたてているか、乃至ないし白楊ポプラの並木を植えているだけだ。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
あくる日、次郎が学校に行くと、新賀がまちかねていたように彼を校庭の一隅の白楊ポプラのかげにさそい出して、言った。
次郎物語:04 第四部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
白いレエスの掛つた窓を開けると、何時いつ何処どこにあるのか知らないが白楊はくやうの花の綿わたが飛んで来る
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
吹く風も無いのに白楊はくやうの花が数知らず綿わたの様に何処どこからか降つて来るのも長閑のどかであつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
しかも処々に散見する白楊ポプラアの立樹は、いかに深くこの幽鬱ゆううつな落葉樹が水郷の土と空気とに親しみを持っているかを語っている。
松江印象記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
あし白楊ポプラア無花果いちじゅくいろどるものは、どこを見ても濁った黄色きいろである。
沼地 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
運動場をふちどって、白楊やなぎの緑葉がまばらに並んでいるが、その間からは広い青い野が見えた。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
町と村との境をかぎった川には、あし白楊やなぎがもう青々と芽を出していたが、家鴨あひるが五六羽ギャアギャア鳴いて、番傘とじゃがさとがその岸に並べて干されてあった。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
石をならべた段々を岸にあがると、白楊ドロの樹のかたわらに背中を見せて若ものが立っていた。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
そこには四本巨きな白楊ドロ
春と修羅 第二集 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
白楊どろあしかえでうるしかばならなどの類が、私達の歩いて行く河岸にい茂っていた。
千曲川のスケッチ (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
しみらになみつわかき白楊ぽぴゆら
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
光のひとすぢ——ふる白楊ぽぴゆら
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
絶えずくるめく白楊やまならし、遂に疲れて
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)