“はくよう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
白楊81.8%
柏葉9.1%
白揚9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二階の窓からは、淡い火影がさして、白楊はくようの枝から枝にかけてあった洗たく物も、もうすっかり取りこまれていた。
水の三日 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
『みどりもぞ濃き柏葉はくようの、蔭を今宵こよいの宿りにて……』
バークレーより (新字新仮名) / 沖野岩三郎(著)
白揚はくようの並木と赤かわらの農家がある。西欧の天地だ。メリコフは汽車の速力を享楽してうっとりしている。
戦雲を駆る女怪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)