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かしわ
ふりがな文庫
“かしわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
柏
64.6%
槲
18.2%
檞
11.1%
鶏
3.0%
柏葉
1.0%
槲樹
1.0%
鷄肉
1.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
柏
(逆引き)
橘
(
たちばな
)
と
榊
(
さかき
)
の
植
(
うわ
)
った庭園の
白洲
(
しらす
)
を包んで、
篝火
(
かがりび
)
が赤々と燃え上ると、不弥の宮人たちは各々手に数枚の
柏
(
かしわ
)
の葉を持って白洲の中へ集って来た。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
かしわ(柏)の例文をもっと
(50作品+)
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槲
(逆引き)
最もよき場所は
畔
(
あぜ
)
を越えたるところに在り、とモルガンは指さして教えたれば、われらは低き
槲
(
かしわ
)
の林をゆき過ぎて、草むらに沿うて行きぬ。
世界怪談名作集:04 妖物
(新字新仮名)
/
アンブローズ・ビアス
(著)
かしわ(槲)の例文をもっと
(18作品)
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檞
(逆引き)
百合と薔薇との彼方には、爪立つて歩む子供の姿さへ隠れんばかりに、羊歯が深く茂つてゐる。羊歯を越えると榛と小さな
檞
(
かしわ
)
の木の林になる。
春の心臓
(新字旧仮名)
/
ウィリアム・バトラー・イエイツ
(著)
かしわ(檞)の例文をもっと
(11作品)
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▼ すべて表示
鶏
(逆引き)
………何? 行つたとは限らん?………阿呆らしい! 人の家の台所借つて、
鶏
(
かしわ
)
の肉
煮
(
た
)
いたりして、リヽーの
所
(
とこ
)
やなかつたら、
何所
(
どこ
)
へ持つて行きまんね。
猫と庄造と二人のをんな
(新字旧仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
かしわ(鶏)の例文をもっと
(3作品)
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柏葉
(逆引き)
お授けになる樣は、天皇が御酒宴を遊ばされた日に、髮長姫にお酒を注ぐ
柏葉
(
かしわ
)
を取らしめて、その太子に賜わりました。そこで天皇のお詠み遊ばされた歌は
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
かしわ(柏葉)の例文をもっと
(1作品)
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槲樹
(逆引き)
スコッファーン説に、スコットランドの
古諺
(
こげん
)
に、犬の命三つ合せて馬の命、それを三つ合せて人の命、それから鹿、鷲、
槲樹
(
かしわ
)
と、三倍ずつで進み増すとあるそうで、馬と鹿の間に人があるも面白い。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
かしわ(槲樹)の例文をもっと
(1作品)
見る
鷄肉
(逆引き)
だから、
女性
(
をんな
)
を食用
鷄肉
(
かしわ
)
のやうにしか考へることを知らないあはれな男どもには、ちと筋がありすぎて——さうはいふが、娼婦性がすけないだけ、純なる彼女である、男思ひである。
下町娘
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
かしわ(鷄肉)の例文をもっと
(1作品)
見る
“かしわ”の意味
《名詞》
かしわ【黄鶏】
褐色の羽色をもつ日本古来のにわとりとその肉。
1.より鶏肉の別称
(出典:Wiktionary)
検索の候補
かしは
がしわ
かし
とり
かえ
がしは
はく
かしわば
はくよう
たるき