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槲
ふりがな文庫
“槲”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かしわ
54.5%
かし
21.2%
かしは
18.2%
がしわ
3.0%
たるき
3.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かしわ
(逆引き)
夕方、森のなかで、ぎっしりかたまって眠り、
槲
(
かしわ
)
の一番てっぺんの枝がその彩色した果実の重みで今にも折れそうになるにしても——
博物誌
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
槲(かしわ)の例文をもっと
(18作品)
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かし
(逆引き)
手に大きい
槲
(
かし
)
の木の杖を衝いてゐる外には、別に武器は持つてゐない。不細工な辞儀をして、純粋なパリイ人の調子で「今晩は」と云つた。
病院横町の殺人犯
(新字旧仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
槲(かし)の例文をもっと
(7作品)
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かしは
(逆引き)
槲
(
かしは
)
やナラの葉の、赤い色が褪せて、
乾反
(
ひぞ
)
り
葉
(
ば
)
になつてしまつてから、やうやく色づくのだと云はれるイタヤもみぢも、その一と角に既に眞ツ赤に紅葉してゐる。
泡鳴五部作:05 憑き物
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
槲(かしは)の例文をもっと
(6作品)
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がしわ
(逆引き)
庭は
悉
(
ことごと
)
く亜熱帯の密林で、椿、
夾竹桃
(
きょうちくとう
)
、コルク
槲
(
がしわ
)
、などにまじって、ミモサの花の香が、リヴィエラの春を憶わせた。
スウィス日記
(新字新仮名)
/
辻村伊助
(著)
槲(がしわ)の例文をもっと
(1作品)
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たるき
(逆引き)
なにあれは、隣りの
教室
(
けうしつ
)
の
槲
(
たるき
)
の上で、鼠が騷いだのですよ。あそこは、修繕する以前には
納屋
(
なや
)
でした。
納屋
(
なや
)
に鼠は附きものです。——話を續けませう。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
槲(たるき)の例文をもっと
(1作品)
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“槲(カシワ)”の解説
カシワ(柏・槲、学名: Quercus dentata)は、ブナ科コナラ属の落葉高木。日本・朝鮮半島・中国の東アジア地域に分布しており、痩せ地でも生育し、海岸で群落になっているところもある。葉は、かつて料理を盛るために使われ、端午の節句の柏餅を包む葉としても知られる。冬でも葉が落葉せずに枝に残ることから、日本では神が宿る縁起木とされている。
(出典:Wikipedia)
槲
漢検1級
部首:⽊
15画
“槲”を含む語句
木槲
槲寄生
大槲樹
槲木
槲樹
槲橛
“槲”のふりがなが多い著者
岩野泡鳴
ニコライ・ゴーゴリ
魯迅
島崎藤村
小島烏水
ロマン・ロラン
エドガー・アラン・ポー
小栗虫太郎
長塚節
柳田国男