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『水の三日』
ふりがな文庫
『
水の三日
(
みずのみっか
)
』
講堂で、罹災民慰問会の開かれる日の午後。一年の丙組(当日はここを、僕ら——卒業生と在校生との事務所にした)の教室をはいると、もう上原君と岩佐君とが、部屋のまん中へ机をすえて、何かせっせと書いていた。うつむいた上原君の顔が、窓からさす日の光で …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「学友会雑誌」1910(明治43)年11月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約11分(500文字/分)
朗読目安時間
約17分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
白楊
(
はくよう
)
八幡
(
やわた
)
庖刀
(
ほうとう
)
蓋
(
けだ
)
紙撚
(
こより
)
笊
(
ざる
)
縕袍
(
どてら
)
縞
(
しま
)
繩
(
なわ
)
罎
(
びん
)
羊羹
(
ようかん
)
肌
(
はだ
)
膝
(
ひざ
)
膳
(
ぜん
)
苗字
(
みょうじ
)
落雁
(
らくがん
)
藪
(
やぶ
)
袴
(
はかま
)
註文
(
ちゅうもん
)
貼紙
(
はりがみ
)
赭
(
あか
)
辟易
(
へきえき
)
部屋
(
へや
)
障子
(
しょうじ
)
餡
(
あん
)
髯
(
ひげ
)
鼠色
(
ねずみいろ
)
憔悴
(
しょうすい
)
乍憚
(
はばかりながら
)
亀
(
かめ
)
伽藍
(
がらん
)
倅
(
せがれ
)
児
(
こ
)
叔父
(
おじ
)
嗅
(
か
)
垢
(
あか
)
埓
(
らち
)
宛名
(
あてな
)
尻
(
しり
)
籤
(
くじ
)
截
(
き
)
撚
(
よ
)
晒布
(
さらし
)
杓子
(
しゃくし
)
梅鉢
(
うめばち
)
檜
(
ひのき
)
浴衣
(
ゆかた
)
猿股
(
さるまた
)
空籤
(
からくじ
)
下駄
(
げた
)
箸
(
はし
)