“縕袍”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どてら66.7%
おんぼう22.2%
をんぱう11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は食事もそこそこに食卓を離れて、散らかった本や原稿紙と一緒に着替えをたたんでかばんに始末をすると、縕袍どてらをぬいで支度したくをした。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
民人あり、社稷しゃしょくありと称えて書を読むことを斥ける具臣は、破れたる縕袍おんぼうを着て平然たる由ではない。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
人は唯善く生活するを以て満足する者に非ず、人の心の深き所には縕袍をんぱうに満足せざるものを有す、是故に世は宗教を要す、此故に哲学を要す、而して福沢君は之を教へざる也、是皆天下の最大要求也。
明治文学史 (新字旧仮名) / 山路愛山(著)