縕袍おんぼう)” の例文
民人あり、社稷しゃしょくありと称えて書を読むことを斥ける具臣は、破れたる縕袍おんぼうを着て平然たる由ではない。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
破れたる縕袍おんぼう狐貉こかくを衣る者と、ともに立って恥じざる
御萩と七種粥 (新字新仮名) / 河上肇(著)
子曰く、やぶれたる縕袍おんぼうて、狐貉こかくたるひとと立ちて恥じざるものは、それ由か。(子罕、二七)
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)