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おんぼう
ふりがな文庫
“おんぼう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
隠亡
40.0%
隠坊
24.0%
御坊
16.0%
縕袍
8.0%
熅坊
4.0%
熅房
4.0%
褞袍
4.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
隠亡
(逆引き)
軒は傾き、壁はくずれて、さながらに
隠亡
(
おんぼう
)
小屋のような気味のわるい小屋でした。もちろん、ただの小屋ではない。
右門捕物帖:34 首つり五人男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
おんぼう(隠亡)の例文をもっと
(10作品)
見る
隠坊
(逆引き)
やがて積みかさねた
薪
(
まき
)
の上へ米の死骸が置かれた。それと見て人びとは念仏を唱えた。同時に
隠坊
(
おんぼう
)
が薪に火を点けた。
妖蛸
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
おんぼう(隠坊)の例文をもっと
(6作品)
見る
御坊
(逆引き)
これ或いは山住の
御坊
(
おんぼう
)
、すなわち俗に所謂
隠亡
(
おんぼう
)
の徒ではなかろうかとも考えてみたのであったが、一方にそれを明らかに「山牛蒡」と書いてあってみれば、疑いもなくこれは山の護法で
憑き物系統に関する民族的研究:その一例として飛騨の牛蒡種
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
おんぼう(御坊)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
縕袍
(逆引き)
破れたる
縕袍
(
おんぼう
)
を
衣
(
き
)
、
狐貉
(
こかく
)
を衣る者と、
与
(
とも
)
に立って恥じざる
御萩と七種粥
(新字新仮名)
/
河上肇
(著)
おんぼう(縕袍)の例文をもっと
(2作品)
見る
熅坊
(逆引き)
明治四十年頃のことと記憶しているが、大阪の火葬場の
熅坊
(
おんぼう
)
がこの種の犯罪を重ね、大騒動になったことがある。
屍体と民俗
(新字新仮名)
/
中山太郎
(著)
おんぼう(熅坊)の例文をもっと
(1作品)
見る
熅房
(逆引き)
近畿地方では、俗にいわゆる番太或いは
熅房
(
おんぼう
)
をハチと呼ぶところがあった。山陰地方に
鉢屋
(
はちや
)
と呼ばれたものもやはりハチで、
土師
(
はじ
)
の義であると解せられる。
賤民概説
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
おんぼう(熅房)の例文をもっと
(1作品)
見る
褞袍
(逆引き)
夫
(
それ
)
に引変え
破
(
やぶれ
)
褞袍
(
おんぼう
)
着て
藁草履
(
わらぞうり
)
はき腰に
利鎌
(
とがま
)
さしたるを農夫は拝み、
阿波縮
(
あわちぢみ
)
の
浴衣
(
ゆかた
)
、
綿八反
(
めんはったん
)
の帯、洋銀の
簪
(
かんざし
)
位
(
ぐらい
)
の御姿を見しは
小商人
(
こあきんど
)
にて、風寒き北海道にては、
鰊
(
にしん
)
の
鱗
(
うろこ
)
怪しく光るどんざ
布子
(
ぬのこ
)
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
おんぼう(褞袍)の例文をもっと
(1作品)
見る
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