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御坊
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おんぼう
ふりがな文庫
“
御坊
(
おんぼう
)” の例文
食人肉人種の子孫 さてその死骸を
被
(
おお
)
うて行ったところの
片布
(
きれ
)
その他の物は
御坊
(
おんぼう
)
が貰います。その
御坊
(
おんぼう
)
は俗人であってその仕事を僧侶が手伝うのです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
これ或いは山住の
御坊
(
おんぼう
)
、すなわち俗に所謂
隠亡
(
おんぼう
)
の徒ではなかろうかとも考えてみたのであったが、一方にそれを明らかに「山牛蒡」と書いてあってみれば、疑いもなくこれは山の護法で
憑き物系統に関する民族的研究:その一例として飛騨の牛蒡種
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
その前に
昨日
(
きのう
)
の花環が少し
凋
(
しぼ
)
みかけて、台の上に静かに横たわっていた。それが
昨夜
(
ゆうべ
)
宵子の肉を焼いた
熱気
(
ねっき
)
の
記念
(
かたみ
)
のように思われるので、千代子は急に息苦しくなった。
御坊
(
おんぼう
)
が三人出て来た。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
その
御坊
(
おんぼう
)
なり手伝いたる僧侶なりが手を洗いもせず、ただバチバチと手を拍って払ったきりで茶を
喫
(
の
)
むです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
すなわち彼らはいわゆる「
御坊
(
おんぼう
)
」であったのである。
賤民概説
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
“御坊”の意味
《名詞》
寺院の敬称
僧侶の敬称。
(出典:Wiktionary)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
坊
常用漢字
中学
部首:⼟
7画
“御坊”で始まる語句
御坊様
御坊塚
御坊樣
御坊丸
御坊主