“ポプラア”の漢字の書き方と例文
語句割合
白楊100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その時白楊ポプラア並木なみきの根がたに、尿ねうをしやんだ一頭の犬は、これも其処そこへ来かかつた、仲間の尨犬むくいぬに話しかけた。
LOS CAPRICHOS (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
その上不思議な事にこの画家は、蓊鬱おううつたる草木を描きながら、一刷毛ひとはけも緑の色を使っていない。あし白楊ポプラア無花果いちじゅくいろどるものは、どこを見ても濁った黄色きいろである。
沼地 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)