トップ
>
一刷毛
ふりがな文庫
“一刷毛”の読み方と例文
読み方
割合
ひとはけ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとはけ
(逆引き)
緑のスロープも、高地になるに随って明るく、陰影が
一刷毛
(
ひとはけ
)
に撫で下ろされた。
蘆
(
あし
)
の
叢
(
くさむら
)
の多い下の沢では、
葦切
(
よしき
)
りが
喧
(
やかま
)
しく
啼
(
な
)
いていた。
土竜
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
それは浮浪人同様のもので、
月旦
(
げったん
)
の席へは上せられない。かりに上せられても、
一刷毛
(
ひとはけ
)
で片づいてしまう。
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
その上不思議な事にこの画家は、
蓊鬱
(
おううつ
)
たる草木を描きながら、
一刷毛
(
ひとはけ
)
も緑の色を使っていない。
蘆
(
あし
)
や
白楊
(
ポプラア
)
や
無花果
(
いちじゅく
)
を
彩
(
いろど
)
るものは、どこを見ても濁った
黄色
(
きいろ
)
である。
沼地
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
一刷毛(ひとはけ)の例文をもっと
(11作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
刷
常用漢字
小4
部首:⼑
8画
毛
常用漢字
小2
部首:⽑
4画
“一刷”で始まる語句
一刷
一刷新
検索の候補
刷毛
刷毛先
牡丹刷毛
刷毛目
刷毛序
白粉刷毛
糊刷毛
水刷毛
眉刷毛
刷毛屋
“一刷毛”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
佐左木俊郎
中里介山
夏目漱石
佐藤春夫
芥川竜之介
泉鏡花